登別市移住相談ワンストップ窓口は、移住についてのさまざまなご相談に親身に対応しています。道外から登別市に移住してきた移住担当者がまちを案内し、移住後の暮らしに役立つ情報を具体的に提供しています。
このような要望に対応しています。
ライフスタイルに応じた住まいを探したい
面接に受かり、就職することが決まったものの住む家を見つける方法が分からないと困っておられる方への対応です。お問い合わせいただい時期が2月上旬で、就職や進学で賃貸物件が取り合いになる時期でもあり窓口では市内数社の不動産会社に、広さや間取り、駐車場付き、家賃などの希望を直ちに伝え、就業場所から通勤至便な賃貸物件の情報提供を依頼しました。移住体験(7泊8日)の滞在中に市内全域を案内し、賃貸住居の内見にも同行いたしました。幸いにも希望条件に合う物件がすぐに見つかり入居が決まりました。
移住に欠かせない住宅ですが、家賃相場やどのような場所が自分の生活に適しているのかを把握することはとても難しいことです。不動産会社だけでなく、地元の方から空き家情報を収集するなど、移住相談窓口で希望の物件に入居できるようさまざまなサポートを行っています。
登別市内で店を開きたいけれど、
物件が見つけられない
登別はインバウンドを中心に観光客が増加し、約400万人もの観光客が訪れる国際観光地となっています。登別温泉や登別駅の地区で飲食店やゲストハウスなどを始めたいと考える人が増えています。しかし、店舗の場合は希望エリアや条件に合う物件が少なく、不動産会社からの情報提供だけでは希望に沿う物件を探すのは難しい場合も、地元の事情に詳しい人から情報を提供してもらうことが大きなヒントになることもあります。窓口に問い合わせいただいたケースでも町内会や地域の人を通じて情報を収集し、所有者との交渉を行い、開業に結びついた例があります。また登別市では創業・起業について支援をおこなっており、移住相談窓口では担当部署と連携して家賃補助や店舗の改装費用を受けることができるようサポートしております。
冬の暮らしを体験してみたい
北海道への移住を検討されている方の一番の不安材料は冬の暮らしです。移住を真剣に考えておられる人は、まず冬期の移住体験をお勧めします。まちによっては、豪雪などの理由により冬期間の移住体験を休止していることがありますが、温暖で雪の少ない登別市では、一年を通して移住体験を実施しています。冬の暮らし方や日常生活のポイントを説明しながら、まちを車で案内いたします。ウインタースポーツや野外活動に関心のある方には、市内のスキー場やネイチャーセンター等も案内しております。まちの案内は、土曜・日曜・祝祭日など役所の閉庁日でも実施しております。
実際の暮らしのイメージをしっかりもちたい。
登別市では市民の多くの人が暮らす市街地に過ごしながら移住後の暮らしをイメージできる「まちなか移住体験」を実施しています。公共施設やショッピング施設はもちろん、スポーツ施設や地元のスーパー、ローカルフードを提供する店など、市民の方がよく利用する場所などを車で案内いたします。隣まちの室蘭市は登別市民にとっては日常的な生活圏であり、室蘭市内の総合病院やショッピングエリアなども案内しています。登別市が位置する西胆振地方は、温暖で北海道に初めて住む方に最適な地域であり、移住先候補として検討されている方が多い地域です。登別市の近隣のまちに移住を検討の方もお気軽にお問合せいただきたいと思います。
市民活動やサークル活動に参加してみたい。
登別市には約500もの文化・スポーツの市民活動団体があります。ノルデッック・ウオーキングが趣味という方がサークル参加を希望されました。サークル側から大歓迎で受け入れていただき、大変喜んでいただきました。登別市文化協会の加盟団体のなかにも活動見学や参加を受け入れてくれる団体があり、窓口では参加受け入れの諾否や受け入れ可能日の調整を行っております。また、登別市では町内会活動が盛んで、防災や福祉、子育て、美観形成などのまちづくりに大きな役割を担っています。窓口では町内会主催の地域活動やボランティアへの参加を希望される方の受け入れ調整も行っています。