温泉のデパート登別温泉郷
自然湧出量1日約1万トン、源泉温度約45~90℃、硫黄泉や 食塩泉、鉄泉、ミョウバン泉など9種もの温泉が湧き出しています。大昔より温泉を薬湯として重宝していたといわれ、江戸時代には、最上徳内が『蝦夷草紙』でその存在を記しています。最大の源泉エリア地獄谷は爆裂火口の跡で、直径約450メートルのエリアに数多くの源泉の穴が密集。毎分3,000リットルほどの源泉が湧き出しています。
温泉保養地
カルルス温泉郷
登別温泉の北西約8キロメートル、高い山々に三方を囲まれた狭い谷あいにあるカルルス温泉は、開湯より100年を超える 歴史を誇り、国から北海道で第一号の『国民保養温泉地』に指定されました。カルルスの名称は、チェコスロバキアのカルルスバード(現在は、チェコ共和国のカルロビ・バリー)の泉質に似ていることに由来します。日量1,300トンの勢いで365日絶えることなく流れる芒硝性単純泉で、冷え性を含む自律神経失調症や筋肉性の頭痛と疲労、ストレス、筋肉痛、 関節痛、リウマチ、腰痛、アトピー性皮膚炎などが主な適応症です。
大湯沼川の天然足湯
大湯沼からの湯があふれ出た大湯沼川の天然足湯は、野趣あふれる人気の高い温泉です。四季折々の風景の中で、心と体を癒すことができます。
日帰り入浴
温泉のデパートと呼ばれる登別市内には銭湯感覚で気軽に利用できる日帰り温泉が13ヵ所もあります。それぞれに特色のある湯を楽しめますので、日替わりで温泉巡りをしてはいかがでしょう。●登別温泉地区7ヵ所 ●カルルス温泉地区4ヵ所 ●上登別温泉地区1ヵ所 ●登別地区1ヵ所